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日本福祉大学大学院社会福祉学研究科心理臨床専攻Tさん(2014年度入学合格)

日本福祉大学大学院社会福祉学研究科心理臨床専攻
Tさん(2014年度入学合格)

おバカで極貧の最年長者、それも他学部出身、低コスト・短期間(6ヶ月)でなんとか滑り込んだ勉強方法
 私はもういい年齢の、死にそこないのクソおやじのため、先生に合格体験記を書いてくれと言われ正直戸惑いましたが、年配者で挑戦される方の参考になればと思い、こんな私でもこうすれば受かったということで、書く事にしました。
 私が合格体験期に持つイメージは、書いている人は何か秀でるところがあったから受かったのではないか、例えば「元々頭が賢いから」又は「志が高く努力したから」さもなければ「金銭的余裕と時間的な余裕があったから」などと邪にものを見てしまうのですが、ご心配要りません、これらすべてまったく私には当てはまりません。
謙遜でもなんでもなく紛れもない事実であり、具体的な事実を申し上げれば誰しもが納得しますが、ここでそれらを述べますと弊害が生じる可能性がありますので、一つだけ具体例を挙げておきます。
 進学相談会に参加し、私の質疑の内容にあまり真剣さを感じなかったのでしょう(私の志が実際そうであったのでしょう)、私が相談会の場で来週から通う事に決めますと、私の志の低さに半ば呆れる先生が言った言葉は「分かりました来週からですね、これが実践のテキストですが(勉強)やってこないと、2時間遊んじゃいますからね!」と駄目押しされました
(講師注:Tさんの志が低いと思ったことも呆れたことも真剣さを感じなかったこともありません。念のため…)。
そして実際授業が始まると、合格ラインの目安として80点以上取る事が求められる20回のテストでは13回しか80点越えができませんでした、勿論100点など一度もありません。

 それでも受かった私が考える合格のための結論を端的に申し上げますと「この塾に来るだけでは合格出来ないが、ここに来なければ受からなかったと言える。
自分自身のSWOTを把握し、どのように学習し、どうやって塾を利用するか、自分で決めて実行する事である」といえますが、自分がこれらを最初から出来ていたのかというと全くそうではありません。

 1校のみの受験ですので、今こうしてもう一度入試問題を見ながら、これらの問題を試験当日きちんと解答出来るに至った経緯を改めて考えて見ると、
外部環境がそうせざるを得ない状況であったため、致し方なくやってきた事が結果に結び付いていると分析できますので、自分が致し方なくやってきた事を、
他の人にも分かりやすいようにSWOT分析的としてまとめてみました。

SWOT 項目 基本方針
強み ・仕事以外で社会的接点がない(人付き合いがない)
・英語は好き(但し今回英語の受験はないため強みにならず)
人付き合いがないので、土日の勉強時間の確保は一応可能。金銭的な余裕がないのでプロロゴスは1科目(実践講座)のみでアウトプットに特化する。インプットの学習(心理学の知識)は放送大学で5科目履修、MOOCのコーセラで心理学系が2科目あるのでそれを視聴する。あとは当日いつも通りに受験出来るように自分がなるほどと思った事を実行。
弱み ・心理学を学んだことなし、知識もなし
・高齢のため記憶力が低下している
・モチベーションをどう維持するか
・金銭的な余裕はない(ワーキングプア)
機会 ・距離的にプロロゴスに通える
・放送大学で心理学の授業がある
・大規模公開オンライン講座(MOOC)もある
脅威 ・志望校は倍率が高く競争が激しい

*テキストはネットで中古本を3冊購入しましたが、結局使ったのは1冊のみ「臨床心理士試験 徹底対策テキスト&予想問題集’12→’13年版」です。
プロロゴスに置いていきますので希望者がおりましたらどうぞもらってください。

 方針が決まれば、それらを具体的にどう実行していくかになります。放送大学は通勤時(家の外で)、暗記が中心となるプロロゴス対策は家で、
そして暗記が出来ない時は(気が乗らない時は)息抜きでコーセラの授業を視聴することにしました。
 放送大学は録音して毎日の通勤時と昼休みに聴いていました。正直最初は日本語なのに言っている意味の半分も分かりませんが、繰り返し聴いているうちに、プロロゴスの実践講座で無理やり暗記する専門用語と関連したりすることで、徐々に言っている意味が理解出来るようになります。
放送大学の良かったところは文字通り放送なので、例えばテキストの図などをある程度言葉で説明してくれるので、受験対策の語句説明や論述問題の対策として役に立ちました。
暫くすると意味が分かるようになりますので、とにかくコマ数をこなすため15コマx45分の授業5科目を繰り返し倍速で何回も聴いていました。
そもそも放送大学の履修は受験条件を満たすために必要であったため履修したのですが、結果としてこの勉強が知識のインプットに功を奏しました。
 プロロゴス対策は、とにかく暗記して臨むしかありません。勉強なので覚えなくてはならないことは覚えなければならないのですが、毎週やってくるテストはまさに拷問で一番辛かったです。論述問題の受験対策はどうしてもアウトプットの練習が必要ですので、意思が弱い私にとっては、通学で、それも目の前で採点されるので、この歳になって恥ずかしくて悪い点は取れない(実際合格点は13回のみですが)という環境に置かれたということがなによりも役に立ちました。
たった6ヶ月の期間でしたが途中逃げ出しそうにもなりましたが、私のプロロゴスの活用法は、アウトプットの訓練、自己学習で理解できない箇所を聴く事、先生と会話することでモチベーションを維持させた事、
そして受験情報を得られた事、です。中でも受験情報は、志望校を変更するに至りましたし、情報交換会では、既に受験された方から面接で聴かれる事などの情報を得られた事に加え、
実際に使用される解答用紙を見せてもらえるなど、大変参考になりました。

 暗記に行き詰るとコーセラの授業を息抜き代わりに視聴しましたが、コーセラの授業も大変参考になりました。
コーセラの授業では、もし自分がカウンセラーであったらどう対応するかなど想像しながら視聴していましたの、論述問題の良いイメージトレーニングになったと思います。
但し、2科目中1科目は英語が難しく途中で断念してしまいました。

 私自身6ヶ月間心理学を勉強したことで自分に変容があったことに一番驚いています。
当初、私の心理学への志の低さから先生も懸念されていましたが(講師注:何度も言いますが志が低いと思ったことは一度もありません。念のため…。)、今では心理学に興味津津で、もっと深く学びたく、今後の授業が楽しみです。また放送大学の興味ある心理学の授業をいくつか履修していく事にしています。
ハーバードビジネススクールの准教授エイミー・カディがTEDで言っていたレベルほどではありませんが(下記面接試験の直前対策のWeb参照)似たようなことが自分にも起きるんだなと感心しています。

 最後に、本番で通常通りの実力が出せる方法を下記に紹介しておきます。
私も今回実際にこれらを試験場で実践して合格しました。一応今の時代の科学的根拠を携えた手法ですので皆さんも試されてみてはどうでしょうか?

筆記試験の直前対策
http://www.pbs.org/wgbh/nova/body/sian-beilock.html
(日本からは著作権の関係で視聴できませんが、英文スクリプトがダウンロードできます)
http://www.youtube.com/watch?v=TJxlIJ821X4
(こちらで視聴できます。日本語字幕はありませんが、聴きやすい英語です)
概略はシカゴ大学の心理学者Sian Beilock教授の研究で、彼女自身がかつて16歳の時オリンピックを有望されたサッカー選手であったが、
選考時に緊張して自分の実力が出せず失敗した経験から、どのようにすれば大切な時に(本番に)緊張せずに本来の能力を発揮する事ができるかを高校生へのテストなどから科学的に実証しています。
手法としては、試験開始前に10分間で良いので、これから始まるテストへの自分の思いや不安な気持ちを書き表す事だけのことです。

面接試験の直前対策
http://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are.html
(日本語字幕付きです。最も視聴されたTEDのTop15に入っていますので、既にご覧になられた方もいるのではないでしょうか、クソおやじの私でもうるっと来た内容です)

【講師コメント】
 Tさんらしさでいっぱいの合格体験記ありがとうございます!
ご自身は謙遜していますが、実際には知性あふれる方です。いつも授業内でコーセラや放送大学の授業の話など、こちらの方が勉強になることがたくさんありました。
 プロロゴスは実践講座だけだったので、心理学の基礎知識のインプットはまさにゼロからご自分でされていましたが、授業で配布するプリントだけでなく、上記で紹介されているコーセラや放送大学やインターネット上の情報などを上手に利用して勉強されていました。Tさんだけでなく合格者の多くは、インターネットでの検索力も高いという印象があります。
うまくインターネットを活用すれば、低コストで信頼の高い情報を得ることができますので、受験生の方はぜひ積極的に利用してほしいと思います。

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