プロロゴスでは以前から他学科卒の方の臨床心理士指定大学院希望の方の相談に何件か乗ってきました。
ご相談にのった多くの方が臨床心理士指定大学院受験はやめて、まずは通信などで公認心理師を取得できる学部への編入に進路変更をしています。
臨床心理士資格だけで今後も活躍できるかどうかはまだ不透明な状況ですが、プロロゴスでは臨床心理士資格だけの取得は基本的におすすめしていません。
また、「臨床心理士の資格だけでいい」と思っていても、公認心理師の話を耳にすると、だんだんその決断に不安になり、大学院受験の受験勉強のモチベーションも下がる傾向にあります。
また、大学院の相談会などでも、「公認心理師資格取得も視野にいれた方がよい」とアドバイスを受けたという受講生も何人かいます。
特に下記の方は公認心理師資格も取得した方がいいと思います。
こういう方は臨床心理士の取得のみを検討しても良いと思います。
今後の人生にも関わってくることなので安易に「学費もかかるし時間もかかるから、とりあえず大学院で臨床心理士だけ取る」と即断しないようにしてください。事前に公認心理師の取得も慎重に検討することをオススメいたします。
ちなみに昨年度のプロロゴスの実績ですが、臨床心理士資格しか取得できない状況ですが大学院に進学予定者も何人かいます。そういった方たちはみなさん、自分が公認心理師資格ができない状況にも迷いなく受験勉強に邁進していました。
もし、今の段階で、どうしたらいいのかなーと迷っている場合は、少し遠回りになっても公認心理師資格も取得できるよう準備をすることをおすすめします。
編入に関しては、それぞれの大学にお問合せください。
などがあります。
もちろん編入を考えると4~5年以上の時間がかかります。時間的経済的コストが大きいので、とりあえず臨床心理士資格だけでなんとかならないかと考えたくなるかもしれませんが、今後の大切なライフプランなので、じっくり考えて進路を決定してください。