公認心理師は心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行う。
公認心理師は心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う。
公認心理師は心理に関する支援を要する者の診断を行う。
公認心理師は名称独占の資格である。
秘密保持義務に違反した者は禁錮刑の対象となる。
秘密保持義務に違反した者は、公認心理師の登録を取り消されることがある。
名称使用制限の違反に対しては罰則規定がある。
公認心理師の登録を一旦取り消されると、再度登録を受けることはできない。
公認心理師は、心理に関する支援を要する者から相談の求めがあった場合にはこれを拒んではならない。
公認心理師は、その業務を行ったときは、遅滞なくその業務に関する事項を診療録に記載しなければならない。
公認心理師の資質向上の責務について、罰則が規定されている。
主務大臣は文部科学大臣及び厚生労働大臣である。
公認心理師が業務を行う対象は、心理に関する支援を要する人に限定される。
1回のみの指導はスーパービジョンに該当しない。
スーパービジョンとはスーパーバイジーが抱える個人的な問題に対して心理療法を用いて援助を行う。
スーパーバイザーとスーパーバイジーの関係は対等である。
スーパーバイザーはスーパーバイジーが行う心理的支援の実践上の責任を負う。
医療分野では、全職種が守秘義務を有しているため、クライエントの秘密の扱いについて本人に同意を得る必要はない。
未成年者の支援事例について学会発表を行う場合、保護者の代諾を得るだけでよい。
どのような場合でも、要支援者本人の同意を得ることなく第三者に個人情報を提供してはならない。
多職種から構成されたチームで支援をする場合、チームに情報を共有するときには、心理学の専門用語を多く用いる。
チーム医療においては、要支援者はチームの一員とみなさない。
クライエントのケアに直接関わっている専門家同士で話し合うのは守秘義務違反ではない。
通院中のクライエントのきょうだいから求められ病状を説明するのは守秘義務違反ではない。
生物心理社会モデルとは、生物生態学的モデルへの批判を背景に生まれたモデルである。